2010-02-28

漆と夜光貝のコラボに向けた、第一歩

昨日、行ってきました、蒔絵の体験会。

今、こんな感じで、漆を固めている最中ですが、、、
(漆は湿度を高くして固めるものらしい、
故に、お水を入れて密封しているわけです。)

まずは第1弾として、準備での試行錯誤の様子をご紹介。

ツルッツルに磨いた夜光貝の表面には漆は定着しにくいのです。
先週、見学に行ってお試しに書いてもらったのですが、
爪でカリカリすると剥がれちゃいました。。。

ということで、まずはツルツルに磨き、絵柄を入れたいところだけ、表面を、すこ~~~~し、
ほんとうにすこ~~~~しザラザラ加工することに。

他の部品のパーツもあわせて、12個ほど磨きました。
こんな感じ。→

ブレスレットも作ろうとしているので、小さいパーツが多いです。

やはり、11段階、サンドペーパーで磨きます。
1つ1つ、丁寧に。。。

磨きあがりは角が取れて丸みを帯びます。
丸みが出ないようにも磨けるのですが、私はちょっと丸みがでるくらいが
好きなのです。

たくさん磨くと、耐水ペーパーもこんな感じにモリモリです→

で、コンパウンドで仕上げ磨き。
コンパウンドで磨くと、ピッカピカになります。

キラリン! っと、、、

普通であれば、ここまでで作業終了です。
あとは、金具つけたり紐を編んだりするわけですが。

今回はここから!

漆を定着させるため、うすーーーく表面を模様加工するのです。

 こちら、カフスボタンのパーツです。

4辺を薄くラインになるようにザラザラ加工
アクセントに、1角を三角形に。

←わかるかな??



こちらは、簪(カンザシ)パーツ。その1。

お月様の形なのですが、表面ではなく裏面に。

中央にお花を。
周りには草模様を。

←見えるかな?


そして、簪(カンザシ)パーツ。その2。

ぽってりした、まんまるな形の裏面に。

控えめな草模様を。

←ちょっとだけ。



3種類のパーツ、それぞれ削り方、深さ、粗さを変えてみてます。どれが一番定着が良いかしら。。。

成功してほしい!!!

→ 今回はここまで!第二歩に続く~

0 件のコメント:

コメントを投稿