夜光貝に金をまきました！

さてさて。まだ作品集にはUpしていませんが、
蒔絵の作品が出来上がってきています。

ここでひとつ作品をご紹介。

くねっとした形に切って磨いた夜光貝に

川と、そこに流れる花をイメージした模様を金で蒔絵します。

製作の様子を、自分のためもあり記載しまーす！

まず、夜光貝を切って磨きます。

そこに漆の定着がよくなるように傷をつけます。

←見えるかしら？

そんでもってまず、1回目の漆です。

呂色漆（黒い漆）を傷つけた模様に沿って載せます。

そっと、優しく、ゆっくりと・・・

でもって、翌週の漆教室にて、もう1回同じように呂色漆を載せます。

さらに1週間置いて、翌週、金を乗せるために色漆と生正味で混合したものでなぞります。

で、金を乗せます。

金、、、高いですね。。。うぅ。お財布が寂しくなります。。。

こんな感じです。

真綿につけてポフポフ。

さらにその1週間後、「粉固め」っていう作業をします。

生正味と灯油を混ぜて、乗せた金の上に染みこませます。

そっと。じわっと。

その後、余分な漆を取り除きます。

このときはまだ、鈍い茶色みたいな色なんですよね。

さらに翌週、「鯛の歯」で金を擦る、というか、撫で付けるというか、

金の粒を平らに均すような作業をしました。

そんでもって、出来たのがこれです。 

たのしい～。今後も頑張るぞ！